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活動紹介
公益社団法人 全国環境対策機構は、「環境教育・啓発活動」「環境対策支援活動」「社会貢献活動」を重点活動として取り組みます。

平成29年度JEO環境セミナー 第2部

 

第2部 パネルディスカッション 「子どもと食」~自然環境との関連性~

 

1)大阪の課題のある子どもたちの食の現状
2)市民・企業が子どもたちの食を守るために何ができるのか
3)環境保護と子どもたちの食について

 

 

モデレーター 辻 正夫    (JEO代表理事)

パネラー   安田 菜津紀 氏(基調講演 特別講師)

 

 

パネラー   軸丸 政代 氏 (大阪市北区社会福祉協議会 地域支援担当 主査)

パネラー   今井 豊 氏  (大阪府議会議員 前議長)

パネラー   池田 直樹 氏 (弁護士 (公社)アジア協会アジア友の会 理事)

 

******************* 参加者の感想 ********************

 

「環境問題は世代間問題であることがわかりました。」

 

第2部のパネルディスカッションでは、フィリピンの環境破壊が将来の世代に与えている深刻な影響について紹介されました。自然環境にとどまらず、子供たちの将来の生活基盤まで奪ってしまうことの罪深さは、将来世代へ負担を押し付ける世代間格差の問題であり、国境を超えて普遍的な問題であることがよくわかりました。表面的には先進国である日本でも、子供たちを取り巻く社会環境の悪化が問題になって久しいですが、行政主導の危機感をもった取り組みも、まだ緒に就いたばかりのようです。画期的な解決法など望むべくもありませんが、問題の先送りと世代間格差の拡大を食い止めない限り、問題は深刻化する一方であることだけは確かです。

第2部を聞き終わった時、第1部の紛争地域や被災地の子供たちと向き合って来た安田さんのお話しは、遠い世界の特別な風景ではなく、身近な子どもたちの未来の姿を暗示していることに気が付きました。セミナーに参加した多くの方が、自分の子どもや自分が暮らす地域の子ども達の将来を真剣に考えるきっかけになったのではないでしょうか。(大阪市在住・40代男性)

 

「自然環境と食の結びつきについて学べました。」

 

パネルディスカッションの中で、フィリピンのある島の環境保全に取り組んでいるアジア協会のお話がありましたが、そこに住む人たちが環境保全について学び、自分たちで環境破壊を食い止めて農業や漁業を立て直していくというものでした。自分たちの力でしっかりと生活の基盤を作っていく。これは、とても複雑になってしまった日本の社会にとっても、自ら学び行動することで、自分たちの住んでいる場所の環境を守り、次世代の子どもへ引き継いでいくという原理は同じだなと考えさせられました。

また、「子どもと食」という観点では、子どもたちにとって何よりも大事なのは、大人たちが暖かく支え見守っている環境の中で、温かいご飯を食べられる日常なのだという事に気づかされました。子どもに暖かいご飯を与えること、子どもに綺麗な地球を与えること、これはきっと同じ意味で、私たち大人の使命なのだと思いました。(堺市在住 30代女性)